医院ブログ

2020.01.31更新

耳鼻咽喉科での聴力検査は125Hzから8000Hzまでの聴力を測定します。健診では1000Hzと4000Hzだけ測定します。ただ、周波数だけでは漠然としていて、1000Hzといわれてもどのような生活音がその周波数に近いのかすぐにはわかりません。今回は身近な生活音やメロディーがどのような周波数で構成されているか調べてみました。

 

例えば
・88鍵のピアノだと、馴染みの真中のドの音はC4(262Hz)で、最低音A0(27.5Hz)~最高音C8(4186Hz)まで音が出ます。

 

・お風呂が沸きましたでお馴染みの給湯器のメロディー『人形の夢と目覚め』はG5(784Hz)からはじまり、最低音C5(523Hz)~最高音F6(1400Hz)の音が出ています。

 

・コンビニの入店でお馴染みのメロディーはF♯5(740Hz)から始まります。

 

・救急車のサイレン(シーソーシーソー)の音はB5(960Hz)・G5(770Hz)が交互に鳴ります。

 

ちなみに人間の地声は個人差が大きくなりますが、男性はC4 (262Hz)・女性はA4(440Hz) くらいで、さらに約2オクターブの声域をもっているといわれています。耳に心地よい音と聞こえやすい音というのは必ずしも同じではないかもしれません。

 

 

2020.01.17更新

妊娠中は鼻がつまったり、鼻血が何度も出たりと鼻のトラブルが増えやすいです。

 

女性ホルモンの増加がアレルギーの炎症を増悪させたり、自律神経の変化をおこしたりすることに加え、体内の水分量や血液量がすることが鼻づまりや鼻出血の原因だと考えられています。

 

アレルギー性鼻炎についてはマスクやめがね、うがいや洗顔、部屋の掃除や布製品の洗濯が基本になりますが、妊娠3~4か月以降は薬の胎児への影響も低下してくるので、薬を使うこともできます。抗ヒスタミン薬のポララミン・ジルテック・クラリチンやステロイド点鼻薬が広く使われていますが、内服薬には眠くなったり、抗コリン作用(副交感神経が抑えられ口喝や便秘になること)が出やすいものも含まれます。

 

ただでさえホルモンのせいで鼻の調子が悪い時期に薬の使用も制限されると、睡眠不足や鼻血のストレスが妊娠に悪影響を及ぼしてしまいます。慎重に薬を選びながら安全に治療を進めていくことが大事です。

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