当院で行っている感染症の検査
当院では、検査後数分で結果がわかる「迅速検査」を実施しています。
溶連菌・アデノウィルス・インフルエンザウィルス・RSウィルスで迅速検査が可能です。
高熱が出たり、感染力が高いものが多くあります。早めに診断をつけて、治療・感染防止（手洗い・うがい・手指の消毒）の対策を行うことが大事です。
1. 溶連菌
溶連菌感染症は急な発熱、強い喉の痛みや赤い舌が特徴的です。
くしゃみ・咳・唾液で人に感染します。
2. アデノウイルス
アデノウイルス感染症は、咽頭結膜熱・プール熱として知られています。39℃近くの発熱・喉の痛み、目の充血が特徴的です。
3. インフルエンザ
インフルエンザ感染症は、主に冬に流行します。発熱・倦怠感・関節痛が特徴的で、肺炎や脳症など重症化する場合もあり注意が必要です。
4. RSウイルス
RSウイルス感染症は、主に冬に流行し、苦しそうな咳・ゼイゼイするような呼吸が特徴です。
乳幼児がかかりやすく、2歳までに一度はかかると言われているほど一般的なウイルスですが、乳児では細気管支炎や肺炎につながることがあり注意が必要です。
※RSウィルスの迅速検査は1歳未満の乳児が保険適用です。
性感染症の検査
咽頭クラミジアと咽頭淋菌
性感染症のクラミジアや淋菌は喉にも感染することがあります。
喉の痛み・違和感や咳・痰・発熱といった症状で風邪と似ていますが、風邪の治療では治りません。見た目での診断は難しく、検査をしてみて初めて診断がつくので、自覚症状がない場合でも心配なときはご相談ください。
※検査は保険適用です。検査結果は一週間後の説明になります。
