医院ブログ

2019.12.10更新

舌下免疫療法は小児まで適用があり、成人から小児まで広く行われる治療法となりました。

当院でも舌下免疫療法を開始するお子様が増えてきました。一方で開始後の副反応も目立つようになってきたと思います。開始1週間後が副反応が一番出やすい時期で、12週たつとその大部分が落ち着くといわれています。また鼻炎以外に喘息やアトピー性皮膚炎を併せもっていると副反応が出やすいとも報告があります。

 

副反応を抑える方法としては抗アレルギー薬の内服が代表的です。また、吐き気などの胃腸症状は腸管の免疫器官が飲み込んだ舌下錠の成分に反応するための症状だとされていますので、舌下錠を飲み込まずに吐き出す方法を試すと症状が出にくくなる方もいます。

 

舌下免疫療法を継続するためには治療開始して『約3か月』できるだけ不安を感じないよう、抑えられる副反応は抑えていくことが大事だと思います。

ご相談はお気軽に

みみ、はな、のどの症状でお困りなら、吉川耳鼻咽喉科医院までお気軽にお問い合わせください。

  • 047-474-0215
  • 事前に書き込んでお持ちいただくとよりスムーズです 問診表はこちらから>
staff staff blog